子育てしながらの在宅ワークの時間確保の話ー私の場合

信州は夏休みが短いです。もう今週いっぱいで終わります。
夏休み中は、子供達は学童というわけにもいかず、家で過ごしていました。学校のある日の慌ただしさ同様休みも慌ただしいです。
「おかあさん、あれどこ?」
「おかあさん、おなかすいた」
「おかあさん 着るものがない・・・。」
「あかあさんおやつまだ?」
「おかあさん〇〇していい?」
「ねぇねぇ、ねぇねぇ・・・・・・」と延々と続く上に、体力が余っていると兄弟喧嘩が絶えない。
これに始終対応していると、全く仕事にたどり着けないのです。
仕事時間を確保したいときは子供の協力は必須です。
で、我が家の効果が出ている仕事時間確保術を少し紹介します。(夏休みバージョンです)
その1 たっぷり外で遊ばせる
まだ涼しい朝の8時台に子供達を公園に連れて行って思いっきり遊ばせることに。私もこの間、仕事のことは忘れることに。ともかく子供をたっぷり遊ばせるのです。ここで、体力を発散しておくと、帰宅後子供たちが穏やかに過ごせます。まったり、ごろごろ本を読んだり、おもちゃで遊んでいたりパソコンしていたり。静かです。
喧嘩も比較的減るんです。
私も子供たちを公園などで追っかけ回すことで運動不足の解消ができて一石二鳥。
これをするためには、子供も早起きして宿題や勉強は朝の8時までに済ませる。
宿題が終わらないと外に遊びに行けないことをわかっているので、子供達は、抵抗なくあっさりやってくれます。
その2 トークンエコノミーシステム
「それなに?!」という方多いと思います。
発達障害児の療育でよく取り入れられる方法です。
目標を立てて取り組み、できたらごほうびと交換できるという仕組みです。
我が家ではあらゆることにこの方法が組み込まれています。本人自身が目標を設定することで見通しが持ちやすく、モチベーションを保ってやり通せることが多いんです。詳しくはリタリコのサイトで説明されていますので興味のある方は是非読んでみてください。
我が家はこのトークンエコノミーシステムを応用したものが多く、お小遣いも月単位ではなく、出来高払いのように本人が望んで設定したお手伝いなどに単価をつけて払われています。勉強も今年からコクヨさんの「しゅくだいやる気ペン」なるもの導入したりしています。日常生活におけるいろんなことがポイント制になっているんです。普通に身につくことが、我が家では難しかったりするのですが、色々と工夫することで、常に監視しないとやらない。とか、いちいち口出ししたくなってそばから離れられない・・・という場面も減り、自分から勉強したり、手伝いしたり(雑なのは目を瞑ります)ということができるようになるのです。長い目で自立の練習にもなり、常に子供のそばで監視しなくて済むのでいいのです。子供の気配を感じながら家の中で仕事の時間が作れるんです。とはいえ、きっとこの方法は、賛否両論あると思います。
その3 片付けは子供に任せることに
幼いお子さんのいらっしゃるご家庭にとっては片付けは大きな課題ですよね。我が家は正直すごい状態です。片付けるという概念が身につかない3人兄妹。出すだけ出してそのまんま。今まで様々な対策したものの糠に釘・・・。最終的に母親である私が毎日おもちゃを拾って片付けるという永遠のサイクルが悪夢化。
最近、いろいろとサービスを思いついて自分のサイトを充実させるべくパソコンの前でぱちぱちとサイトを作り込んでいたのですが、ちょっと数日片付けを放置していたらものすごい状態に・・・。でも、私は手出しをするのを最近やめたのです。
ある方法を試してみてみたら順調に片付いたんです!それは・・・
長男を「片付け隊長」なるものに正式任命したのです。
兄妹3人を呼び、
「かあさんは、お兄ちゃんがすっごく綺麗に片付けられるのを知っている。だから、お兄ちゃんをリーダーに任命するから、お兄ちゃんの言うことをよく聞いて自分たちの使った部屋を全部綺麗にするように。そして、兄さんは、全部が終わったと思ったらお母さんに報告お願いします。」
と、仰々しく依頼してみた。
効果抜群!兄はものすごく張り切っていました。もうリーダーであるという誇りを持って、みんなを指揮しながら自らも片付けに率先して加わる。兄ちゃんの勢いがすごいから弟妹も座っている場合ではなく頑張って片付けをしてしまう。
その間母は、気配だけ感じサイト作りに没頭。
気がつけば、お願いしていない掃除機の音までしている。我が家の子達は、聴覚過敏が強いのでイヤーマフをつけてまで掃除機を頑張っていた。
いつになく家がぴかぴかに片付いていました。
「綺麗になると気持ちいいね。明日もやるよ。」とみな機嫌がいい!
いつもはクドクド言っても片付けないこの3人兄弟。声かけ次第スイッチの入れ方次第であっという間に家が片付いてしまいました。確かに私も信頼して仕事を任せられると嬉しい。子供も同じということですね。
その4 家事は一点集中で
午前中は、仕事に没頭しやすい時間なので、家事はほとんどしないことにしています。
このお仕事を始めて、徹夜なども多くなってきたときにカラもくさんにそれとなく朝食を作ってくれるように打診したところ、カラもくさんが快諾してくれたので、今は毎朝カラもくさんが朝食当番です。
4時台から5時台に起き1時間ほど仕事をした後に子供の出発の準備をして、自分の準備や子供の身支度。バタバタと送り届け10時くらいには仕事に就けるようにします。床の上に埃があっても、シンクに食器があっても目を瞑って仕事に集中。子供がいれば子供の用事に付き合いますが、基本子供にも協力してもらっています。午前中は自分のことは自分でと。
2時半くらいから夕食の仕込みはしますが、あまり手を込んだものは作りません。手の込んだ料理はカラもくさんが休みの週末に。作り置きもほぼしません。結局作り置き自体に時間が取られてしまって本末転倒な感じになるので・・・。栄養バランスは考えるようにしてますが、我が家の子は特性上、偏食傾向が強くシンプルな決まったものしか食べないのであんまり頑張り過ぎないようにしています。
夕食が終わると子供たちは好きなテレビを見ている時間。この時間を利用して洗濯掃除洗濯たたみなどの家事を一気に終わらせます。家のことだけしてれば良かった頃は、1日中家のことしていましたが、今は正味3時間してるか否かと言った感じです。
その5 子供に早寝早起きを実行してもらう
ポイントは「早寝」です。子供が早寝をを実行してくれると、夜の仕事時間が確保ができます。当たり前ですが、子供は気まぐれですから、結構ハードル高いのです。
まだ寝かしつけが必要な次男と長女。それぞれに本を読み聞かせて添い寝・・・。この添い寝・・・とても魅力的なんですよ。私もそれまで元気に目が開いているのですが、重力に屈して身を横たえた途端まぶたも重力に屈してしまう。
私と眠気はかなりいい勝負。五分五分です。
その6 体力向上
これは究極ですが、つまるところここなんです。アラフォーは体力がどんどん落ちていく時。ここで体力を維持できれば踏ん張りが効くから時間確保への近道であることを実感している今日この頃。
アラフォーは健康にもだんだん自信がなくなってくる頃、健康維持のためにもちょっと運動しながら体力維持も測りたいところですね。私もこの2年間、缶詰のようにずっと座って修行し続け、気がついたらすっかり体力も健康もイマイチ。今年の夏から子供の毎朝の公園遊びに付き合いながら運動を始めました。
結構、強引な部分もありますが、自分の努力も必要ですが、家族の協力でたくさん助けられています。
まだまだお子さんが幼い方、仕事の時間確保どうされてますか?